土地家屋調査士とは?

土地家屋調査士は、他人の依頼を受けて、不動産の表示に関する登記に必要な調査・測量を行い、本人に代わって登記申請を行います。不動産の物理的現況(どこに、どのくらいの広さの建物、土地なのか等)を登記簿の表題部に登記すること、これを表示登記といいますが、この表示登記の申請書、図面類の作成及び申請代理を業務とするものです。この業務に関して報酬を得ることのできるのは土地家屋調査士として登録されている者に限ります。主に、不動産の表示登記、審査請求、登記相談などを行います。
また筆界特定手続における代理人としても活躍しています。

ところで、平成15年より土地境界の争いについての早期解決を目指すため、「境界紛争解決センター」がスタートしました。従来境界の争いが生じた場合、最終的には「境界確定訴訟」という裁判により解決させましたが、この訴訟が終結するまでに、数年間という期間と多額の鑑定・訴訟費用を要していたため、この難点を根本的に解決するため、土地境界に関する法律家である土地家屋調査士と法律全般のプロである弁護士が共同して、訴訟手続に代わる紛争解決手段(ADR:裁判外紛争処理手続)として発足されたものです。

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